ひとしきりパールの震える姿を見た後、診察室へと案内されました。

手術中の写真やレントゲン、ところどころ動画もまじえつつ
手術開始から終了までどんな処置をしたのか
順をおってとても丁寧に説明していただきました。


「すごいな」


もう、この一言しかなかったです。
夫もとなりで「すげぇな」って連発してた。

医療技術がすごいし、繊細な作業もすごいし、なにより命を救う職業ってすごい。

4月28日、GW2日目。
連休なんて度外視で、世のため人のため動物のために働いてる人がいるんだな、と。

あとは、腎臓ってぷるんぷるんだなーとか、
膀胱に針刺しても割れないんだー(風船みたいなのイメージしてた)とか。
なかなかに興味深かったです。神秘。


不思議だったのは、尿管内に石が見あたらなかったこと。
A病院のエコー画像にはあきらかに写ってたんだけどな。
さわって確認したけどなかったらしい。流れたんだろうか。不思議。


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気がかりだった腎臓の機能については
・右はおそらく大丈夫
・左は死んではいないものの弱っている
とのこと。

というのも、手術の動画でも確認したんですが、右の腎臓にチューブをさしたときに、
かなりの量の尿がチューブからボタボタボタ~~と流れ出たんです。
でも左側はポタ、、ポタ、、ってほんの少ししか出てこなくて。しかも血っぽい色で。

おそらくもともと左側の腎機能が弱かったんだろう、と。
右が機能していたから問題なく過ごせていたけど
今回右の尿管が詰まりかけたことによって、両方の腎臓がおかしくなってしまい
一気に数値があがってしまったんだろう、と。

納得する説明でした。ストンと落ちた感じがしました。

実際こういうパターンは多いようです。片方が詰まり数値が上がってしまい
よくよく調べてみたら、もう片方はすでに機能していなかった、っていうパターン。
なるほどなぁ、と思いました。

B病院の先生、若そうなのにしっかりしていて、
話も分かりやすくて本当に信頼のおける先生でした。


あとは経過観察。
点滴をしつつ、順調に数値が下がれば3日くらいで退院できるよ、と。


最後にもう一度パールを見てから帰ることに。

あっ!こっち向いてる。

今度はこっち向いてぶるぶる震えてました。なんで向き変えたの??笑
わたしたちを見るやいなや立ち上がろうとするパール。驚くほど足をがくがくさせてる。

「いいから!立たなくていいから!無理だよ」

術後まだ数時間だよ。なんで立ち上がろうとするの。
痛いのか、目を細めて徐々に態勢を低くするパール。
でも横になることはせず、あくまで伏せたまま。

「いいから寝なよ、、、寝てよ」

いらないガッツを見せてくる。
なんだろ「別に平気だし、ぜんぜん痛くないし」ってアピールなのかな。
よく分からん。いいからゆっくり休んでよ。明日また来るから。


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